②「危機管理投資」で安全で強靭な国を創る。
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「危機管理投資」とは、様々な「リスクの最小化」に資する研究開発の強化、人材育成、安全と安心を担保できる製品・サービスの開発や社会実装、重要物資の調達などに資する財政出動や税制措置を行うことです。
大規模災害や感染症の発生など緊急時にも、「生活・医療・衛生・産業に必要な物資」を国内で生産・調達することを可能にするために、生産協力企業への設備投資支援、研究開発・生産拠点の国内回帰を促す税財政支援、基礎的原材料の確保に取り組みます。
感染症・重病・難病の克服に向けて、「創薬力の強化」に資する重点投資(生産設備投資支援、基礎研究支援・臨床研究支援)を行います。
防衛・インテリジェンス・海上保安・警察・消防(救急含む)・入国管理・検疫・医療・保健を担っている各機関の体制強化に注力します。消防団員の「年額報酬」「出動手当」の適切な支給について、引き続き、地方公共団体に要請します。
自然災害が激甚化しています。水害や土砂災害の防止対策、耐震化対策、送電・通信網の強靭化などを、10年間で約100兆円規模の『中期計画』で集中的に実施します。
「厳しい気候に耐え得る土木・建築技術の研究開発」や、農地・牧地に止まらず河川流域全体や市街地全体を再設計する「グリーンインフラ技術」に投資します。
「老朽化した集合住宅の増改築」を促進するため、「空き住まい部分の買い取り」「増改築」「管理・売却の代行」を一体的に行う仕組みを整備します。
約10年後から大量廃棄が発生する初期型太陽光パネルの安全な処分ルールの策定(鉛・セレンによる土壌汚染や感電の防止)とリサイクル技術の開発に取り組みます。
感染防止用アクリル板の処分についても、市区町村任せにしては負担が大きいと思います。環境に配慮した安価な処分方法の研究と費用支援に取り組みます。
医用テレメータ(心拍数や呼吸数の情報をナースステーションに送る機械)の電波遮蔽や混信の解消に取り組んできました。
全医療機関における改善の取組を支援します。