天皇陛下御即位に当たり衆議院から奉呈する賀詞を決定
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天皇陛下におかせられましては、去る5月1日、御即位になりました。心よりお慶びを申し上げます。
衆議院では、議院運営委員会の理事会メンバー及び議院運営委員会の委員全員のご賛同
を得て、慶祝の意を表する為に、院議をもって賀詞を奉呈することとなりました。
本日は、12時から衆議院本会議を開会し、大島理森議長から「賀詞は議長指名の委員
25名による起草委員会を設けて起草する」旨をご発議いただき、全会一致で了承されました。
その後、本会議は一旦休憩となり、直ちに、議長から指名を受けた25名の衆議院議員
による「賀詞起草委員会」が開会されました。
冒頭に委員長の互選が行われ、私が賀詞起草委員長を務めさせていただくこととなりました。
引き続き、賀詞案文の協議に入り、成案を得ることができました。
13時から本会議が再開され、私から賀詞起草委員会の経過と結果を報告し、賀詞案を
朗読させていただきました。
採決の結果、賀詞案は全会一致で議決されました。
議決された賀詞を、改めて議長が朗読され、議場の議員は全員起立して、賀詞を拝聴し
ました。今月からクールビズが始まりましたが、今日は、男性議員全員がネクタイを着用して
臨みました。
何より嬉しかったのは、日本共産党も含む全会派が、本会議に出席の上で、賛成して下
さったことでした。
平成の即位の礼の後にも、平成2年11月6日の本会議において賀詞案文が議決された
のですが、日本共産党は出席して反対された経緯がありました。
日本共産党の塩川鉄也議院運営委員の大変なご尽力があったものと拝察し、感謝申し上
げています。
ここに、奉呈が決まった賀詞を記します。
【賀 詞】
天皇陛下におかせられましては この度 風薫るよき日に 御即位になりましたことは
まことに慶賀に堪えないところであります
天皇 皇后両陛下のいよいよの御清祥と 令和の御代の末永き弥栄を お祈り申し上げます
ここに衆議院は 国民を代表して 謹んで慶祝の意を表します