※「危機管理投資」とは、様々な「リスクの最小化」に資する研究開発の強化、人材育成、安全と安心を担保できる製品・サービスの開発や社会実装、重要物資の調達などに資する財政出動や税制措置を行うことです。同様の課題に直面する諸外国への製品・サービスの展開によって「成長投資」にもなります。
- 感染症・重病・難病の克服に向けて「創薬力の強化」に資する投資(生産設備投資支援、基礎研究支援・臨床研究支援)や、「食料自給力の強化」に資する投資を行います。
- 自然災害が激甚化しています。水害や土砂災害の防止対策、耐震化対策、送電網・通信網の強靭化などを、集中的に実施します。
- 厳しい気候に耐え得る「土木・建築技術」や「農林水産技術」の研究開発に投資します。
- 農地・牧地に止まらず河川流域全体や市街地全体を再設計する「グリーンインフラ技術」に投資します。
- 「老朽化した集合住宅の改築」を促進するため、「空き住まいの買い取り」「改築」「管理・売却の代行」を一体的に行う仕組みを整備します。
- 約10年後から大量廃棄が発生する初期型太陽光パネルの安全な処分ルール策定(鉛・セレンによる土壌汚染や感電防止)とリサイクル技術の開発に取り組みます。
- 感染防止用アクリル板の処分についても、市区町村任せにしては負担が大きいと思います。環境に配慮した安価な処分方法の研究と費用支援に取り組みます。
- リチウムイオン電池の安全対策(発火防止)とリサイクル研究を支援します。
- 医用テレメータ―(心拍数や呼吸数をナースステーションに送る機械)の電波遮蔽や混信の解消に取り組んできました。全医療機関における改善を支援します。
- 防衛・インテリジェンス・海上保安・警察・消防(救急含む)・入国管理・検疫・医療・保健を担っている各機関の体制強化に注力します。消防団員の「年額報酬」「出動手当」の適切な支給について、引き続き地方公共団体に要請します。