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令和4年10月11日 記者会見

更新日:

1.発言要旨

 

 冒頭発言なし

 

 

2.質疑応答

 

(問)次世代医療基盤法に関連した不適切な情報取扱い問題について、NTTデータから報告があったかと思うのですけれども、大臣としての受け止めをお願いします。

 

(答)次世代医療基盤法の認定事業者における不適切取得事案につきまして、先月20日、事業者に対して、法律に基づく報告徴収命令を行いました。10月4日に事業者から、事案の経緯や講じた対策、再発防止策などについての報告書が提出されました。

 今般の事案ですけれども、NTTデータの現場作業チームが異常を検知した後も重大事案の認識がなされず、報告が大幅に遅れたということを確認しております。10月7日に次世代医療基盤法に基づく指導を行い、事案の解決、それから再発防止策の確実な実施、そして関係者への丁寧な説明などを求めました。

 次世代医療基盤法は、認定事業者の厳格な情報セキュリティ確保というのが制度の前提となっております。同様な不適切事案が二度と起きることがないように、しっかりと指導をし、フォローアップもしてまいります。

 

(問)先週、自然科学系のノーベル3賞が発表されて、残念ながら日本人は受賞の対象にはならなかったのですが、化学賞では、最近は女性の受賞者が増えているということもあります。来年に向けての、大臣の頑張りでノーベル賞が取れるかどうか分かりませんが、何か思いがあれば、お聞かせいただければと思います。

 

(答)日本には世界的に顕著な業績を上げておられる研究者がたくさんおいでですので、来年は日本人の受賞を期待しております。

 我が国の科学技術全体の水準向上ということとともに、ノーベル賞受賞に代表されるような世界トップレベルの研究が推進されますように、「科学技術・イノベーション基本計画」ですとか、また、「研究力強化・若手研究者支援総合パッケージ」に基づいて、優秀な若手研究者が活躍できる研究環境の整備に取り組んでいきたいと思っております。

 ちなみに、女性の自然科学系などの研究者は少ないということは事実でございます。しかし、先般も奈良女子大学に工学部ができるなど、各地で取組は進み始めていると思います。是非とも女性の研究者が増えていくように、私共もまた周知・啓発、そしてまた各大学に対する働きかけなども行えたら良いなと思っております。

 

(問)国葬に関する三重県議のTwitter投稿に関連してお尋ね致します。

 先週金曜日の閣議後会見で、大臣は、「国葬反対の8割が隣の大陸から」という発言はなかったと否定されました。その際の発言のニュアンスを確認させていただきたいのですけれども、政府調査に基づく発言ということに関しては、そのような法律がないということで、会見の中で事実関係を否定されています。ただ、例えば、個人的な感想といった前提で、講演の場で発言されたと言ったことも一切ないという理解でよろしいのでしょうか。

 

(答)個人的な感想を申し上げることはございません。先週お答えしたとおりでございます。その後、三重県の県議会議員の方でございますが、わざわざ地元の私の奈良の事務所まで、「大変、御迷惑をおかけした」ということで、お詫びにも来ていただいたと聞いております。大切な自民党の、また来年の立候補予定者でございますので、ここまでにしたいと思っております。

 

(問)重要土地等調査法について伺います。先程から土地等利用状況審議会が開かれていて、これから区域指定に向けて作業が本格化すると思うのですけれども、その中で透明性の確保などがされると思いますが、大臣の御所感をお願いいたします。

 

(答)私も、この会見が終わり次第、この審議会に出席を致します。9月20日に重要土地等調査法が全面施行されましたので、まずは注視区域、特別注視区域の指定を順次行っていくことが必要となります。

 本日の審議会ですけれども、注視区域と特別注視区域の指定に当たっての基本的な考え方、また初回の区域指定の候補、そしてまた今後の区域指定の進め方などについて、御審議をいただいております。政府として審議会の御意見を踏まえながら、この区域の指定に向けて作業を加速して、着実な法執行に努めたいと思っております。

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