令和2年2月25日 記者会見
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《冒頭発言》
皆様、おはようございます。
特に、冒頭私からはございません。
《質疑応答》
【NHK放送受信料徴収へのマイナンバーカードの活用】
問: 先日の諸課題研究会でNHKの受信料などに関する分科会の設置が決まりました。大臣は、マイナンバーカードの活用もアイデアの1つとして提示されましたが、その狙いと今後の分科会での議論に期待することをお願いします。
答: 21日の有識者検討会で挙げられた検討項目のうち、これからの公共放送につきましては、将来的な受信料制度の在り方も含めて、ご議論をいただきたいと考えております。
具体的には、NHK受信料の徴収にかかる経費の削減や、スマホなどで同時配信を利用できる人の確認手段の簡略化が必要だと考えました。
そこで、マイナンバーカードのICチップの空き領域を活用することが効果的ではないかと思い、アイデアの1つとして申し上げました。
そのほか、有識者検討会の下では、NHKにおいて、次期中期経営計画が策定されることを踏まえまして、受信料額を適正な水準にすることも含む「三位一体改革」のフォローアップにつきましても、具体的な方向性を示していただきたいと考えております。
【石油コンビナート火災へのAI・ドローンの活用】
問: 消防庁の石油コンビナート火災に関する検討会が、AIとかドローンを使った今後の消防活動の構想についてまとめたようですが、今後の進め方について教えてください。
答: 消防庁では、今年度、石油コンビナート災害対応におけるICTなど先進的な技術の活用を目的として、学識経験者、消防機関、業界団体などをメンバーとした検討会を開催しております。
2月20日に行われた会合では、未来像のイメージとして、ドローンやロボットを活用した消火対応、AIによる事故状況の分析などが議論されたと聞いております。
今年度の報告書をとりまとめておりますので、来年度以降は、報告書の内容の実現に向けて、具体的な課題の整理を行っていただく予定です。
問: では、これで終わります。
答: はい、ありがとうございました。