令和2年2月18日 記者会見
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《冒頭発言》
おはようございます。
【令和元年版消防白書】
本日の閣議におきまして、「令和元年版消防白書」を配布しました。
この一年、全国各地で様々な災害が発生しました。
特に、令和元年8月の前線に伴う大雨や、台風第15号、台風第19号など、幾多の自然災害に見舞われ、また、7月には京都市伏見区で爆発火災があり、10月には那覇市で首里城火災が発生するなど、多くの人的・物的被害が生じました。
今回の消防白書では、多発する災害への対応などのほか、大阪サミットなどにおける消防特別警戒や、外国人・障害者への対応、AIなどの活用、緊急消防援助隊及び消防団の充実強化、そして、消防防災ヘリコプターの安全運航体制の強化、消防用機器などの海外展開について、特集記事を掲載しています。
この白書が、皆様の消防防災に対するご関心を高める一助となるとともに、国や地方公共団体だけではなく、住民の皆様や企業の皆様を含めた総合的な消防防災体制の確立に向けて、広く活用していただけることを願っております。
詳細につきましては、消防庁総務課にお問い合わせください。
以上です。
《質疑応答》
【5Gに係る新しい端末の販売】
問: 昨日、KDDIが5G時代に向けて新しい端末の販売方法を発表しました。大臣の評価と、今後注視していく点などがあれば教えてください。
答: 報道は承知いたしております。
個社の個別のサービスについてのコメントは差し控えますが、一般論としては、携帯電話事業者において、端末の販売を含めて、利用者による自由な選択が確保されるよう、改正法の趣旨を踏まえた取組を行っていただくことに期待をいたしております。
【ローカル5Gに係る予備免許の交付】
問: 今日、ローカル5Gで富士通に初めての免許を付与されると思いますが、改めてローカル5Gに期待することと、総務省としてローカル5Gをどう推進していくか、お考えをお願いします。
答: ローカル5Gは、地域の企業や自治体など、様々な主体が、個々のニーズに応じて、自らの建物内や敷地内で柔軟に構築できるものでございます。これは、地域の課題解決や地方活性化に寄与するものと期待しています。
昨年12月24日の免許申請受付後、本日、初めての予備免許を交付できることになりました。
これからもローカル5Gの普及を促進して、多くの方々に5Gを利用していただけるように、しっかりと取り組んでまいります。
問: では、これで記者会見を終わります。
答: どうもありがとうございました。