2017年3月28日 記者会見
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〔冒頭発言〕
皆様、おはようございます。
官邸は、閣議と閣僚懇のみでございました。
【栃木県那須町で発生した雪崩の被害状況等】
昨日発生しました栃木県那須町での雪崩で、8名の方が亡くなられたほか、40名の方が負傷されたと伺っております。
とりわけ未来ある若い方々が命を落とされたことを痛ましく、御冥福をお祈り申し上げ、また、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
消防庁では、昨日午前10時より、事故情報の収集を行い、また、栃木県の要請を受けまして、無人ヘリによる情報収集活動を実施するために、同日12時25分に、埼玉県に対して、緊急消防援助隊の出動の要請を行いました。
また、地元の消防本部の皆様、県内の消防本部の皆様、協定を結んでおられる隣県の消防本部の皆様、緊急消防援助隊を派遣してくださった消防本部の皆様に、心から感謝申し上げます。
現地での情報収集のために、昨日、消防庁から那須町に職員2名を派遣しております。
事故については、以上でございます。
【経済産業省とのIoT政策連携チームの発足】
総務省は、IoT関連の様々な施策を強力に推進するために、経済産業省と共同で、IoT政策の連携チームを発足することにしました。
これは、今後IT本部で策定される「官民データ利活用推進計画」を見据え、IT本部を支える両省が率先して計画の柱となるプロジェクトを進め、政府全体の取組を加速することが目的でございます。
連携チームの成果は、推進計画や成長戦略に反映するとともに、今後の予算要求や税制改正などを通じて実現してまいりたいと思います。
詳細は、情報通信国際戦略局情報通信政策課にお尋ねください。
【主権者教育の推進に関する有識者会議とりまとめの公表】
本年1月から、佐々木毅座長の下、開催していました「主権者教育の推進に関する有識者会議」について、今般、とりまとめがなされました。
「とりまとめ」におきましては、昨年の参院選の結果について、学校や選管、マスコミなど、各関係者による取組が功を奏したものと評価されています。
一方、対応すべき点の指摘もございました。主権者教育が一過性に終わることのないよう、地域における発達段階に応じた取組計画の策定など、大局的な御提案をいただいております。
総務省としては、このとりまとめについて、選管や教育機関と情報共有を図り、協力しながら、一層の推進に努めてまいります。
このほか、昨年の参院選に関するものとして、投票環境向上に向けた取組の事例集を作成し公表するので、各選管には今後の取組の参考にしていただきたいと思います。
本件につきましては、後ほど担当部局から皆様に御説明させていただきます。
私からは、冒頭、以上でございます。
〔質疑応答〕
＜あかま副大臣の台湾訪問の意義＞
問： 幹事社の時事通信から質問いたします。あかま副大臣が先週末、地方創生関連イベント出席のために台湾を訪問しました。1972年の日台断交後、最もハイレベルの政府高官が公務のために訪台したことになりますけれども、今回の訪問の意義についてお聞かせください。
答： 地方創生施策の一環として、地域の魅力発信を支援する総合的なPR事業である平成28年度地域の魅力海外発信支援事業「多彩日本」が、台湾の台北市において3月24日から26日まで開催されました。
政府としては、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していくという立場を踏まえ、日台間の協力と交流の更なる深化を図っていく観点から、今回、本事業を担当する外務省から、地域振興を所管している総務省の副大臣の出席依頼がございました。
このため、3月25日のオープニングセレモニーに出席して、スピーチをしてもらいました。
今回の訪台でございますが、御当地の方々に日本の地域の魅力を知っていただくとともに、今後の訪日者の増加を呼びかけることができたと考えております。
問： NHKです。先ほどの件につきましてですけれども、中国政府が早速抗議をしたということなのですけれども、これについての受け止め、どのように。
答： 今回の経緯や日本政府における台湾に関する立場の詳細については、外務省にお尋ねいただけたらと思います。
問： 関連して、共同通信の佐伯ですが、抗議したというものについては何か受け取っていらっしゃるのでしょうか。
答： 外務省からの要請で派遣しましたので、外交的な案件につきましては、外務省と中国の間でやりとりがあるのだろうと思います。詳細は承知しておりません。
問： ほか、よろしいでしょうか。どうもありがとうございました。
皆様、おはようございます。
官邸は、閣議と閣僚懇のみでございました。
【栃木県那須町で発生した雪崩の被害状況等】
昨日発生しました栃木県那須町での雪崩で、8名の方が亡くなられたほか、40名の方が負傷されたと伺っております。
とりわけ未来ある若い方々が命を落とされたことを痛ましく、御冥福をお祈り申し上げ、また、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
消防庁では、昨日午前10時より、事故情報の収集を行い、また、栃木県の要請を受けまして、無人ヘリによる情報収集活動を実施するために、同日12時25分に、埼玉県に対して、緊急消防援助隊の出動の要請を行いました。
また、地元の消防本部の皆様、県内の消防本部の皆様、協定を結んでおられる隣県の消防本部の皆様、緊急消防援助隊を派遣してくださった消防本部の皆様に、心から感謝申し上げます。
現地での情報収集のために、昨日、消防庁から那須町に職員2名を派遣しております。
事故については、以上でございます。
【経済産業省とのIoT政策連携チームの発足】
総務省は、IoT関連の様々な施策を強力に推進するために、経済産業省と共同で、IoT政策の連携チームを発足することにしました。
これは、今後IT本部で策定される「官民データ利活用推進計画」を見据え、IT本部を支える両省が率先して計画の柱となるプロジェクトを進め、政府全体の取組を加速することが目的でございます。
連携チームの成果は、推進計画や成長戦略に反映するとともに、今後の予算要求や税制改正などを通じて実現してまいりたいと思います。
詳細は、情報通信国際戦略局情報通信政策課にお尋ねください。
【主権者教育の推進に関する有識者会議とりまとめの公表】
本年1月から、佐々木毅座長の下、開催していました「主権者教育の推進に関する有識者会議」について、今般、とりまとめがなされました。
「とりまとめ」におきましては、昨年の参院選の結果について、学校や選管、マスコミなど、各関係者による取組が功を奏したものと評価されています。
一方、対応すべき点の指摘もございました。主権者教育が一過性に終わることのないよう、地域における発達段階に応じた取組計画の策定など、大局的な御提案をいただいております。
総務省としては、このとりまとめについて、選管や教育機関と情報共有を図り、協力しながら、一層の推進に努めてまいります。
このほか、昨年の参院選に関するものとして、投票環境向上に向けた取組の事例集を作成し公表するので、各選管には今後の取組の参考にしていただきたいと思います。
本件につきましては、後ほど担当部局から皆様に御説明させていただきます。
私からは、冒頭、以上でございます。
〔質疑応答〕
＜あかま副大臣の台湾訪問の意義＞
問： 幹事社の時事通信から質問いたします。あかま副大臣が先週末、地方創生関連イベント出席のために台湾を訪問しました。1972年の日台断交後、最もハイレベルの政府高官が公務のために訪台したことになりますけれども、今回の訪問の意義についてお聞かせください。
答： 地方創生施策の一環として、地域の魅力発信を支援する総合的なPR事業である平成28年度地域の魅力海外発信支援事業「多彩日本」が、台湾の台北市において3月24日から26日まで開催されました。
政府としては、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していくという立場を踏まえ、日台間の協力と交流の更なる深化を図っていく観点から、今回、本事業を担当する外務省から、地域振興を所管している総務省の副大臣の出席依頼がございました。
このため、3月25日のオープニングセレモニーに出席して、スピーチをしてもらいました。
今回の訪台でございますが、御当地の方々に日本の地域の魅力を知っていただくとともに、今後の訪日者の増加を呼びかけることができたと考えております。
問： NHKです。先ほどの件につきましてですけれども、中国政府が早速抗議をしたということなのですけれども、これについての受け止め、どのように。
答： 今回の経緯や日本政府における台湾に関する立場の詳細については、外務省にお尋ねいただけたらと思います。
問： 関連して、共同通信の佐伯ですが、抗議したというものについては何か受け取っていらっしゃるのでしょうか。
答： 外務省からの要請で派遣しましたので、外交的な案件につきましては、外務省と中国の間でやりとりがあるのだろうと思います。詳細は承知しておりません。
問： ほか、よろしいでしょうか。どうもありがとうございました。
