2017年5月16日 記者会見
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〔冒頭発言〕
おはようございます。
今朝、官邸では、閣議と閣僚懇のみでございました。
<【グローバル5Gイベントの開催・5G総合実証試験の開始】>
「第5世代移動通信システム」の早期実現に向けた国際連携を強化するため、主要国・地域の5G推進団体と連携し、「第3回グローバル5Gイベント」を5月24日から、東京で開催することにしましたので発表いたします。
イベントでは、欧州、米国、中国、韓国などの主要国・地域の5Gのキーパーソンと5G実現に向けた課題等について意見交換を行いますとともに、5Gで使うことが想定される先進的な技術の展示も行う予定でございます。
また、5Gの実現に向けて、本年度から様々な分野の関係者と連携して、総合的な実証試験を、東京だけではなく、地方でも実施する予定としております。
総務省としましては、本イベントを活用しまして、実証試験などの取組について積極的に発信し、5Gに関する活動をリードしていきたいと存じます。
詳細につきましては、総合通信基盤局電波部移動通信課にお問い合わせください。
私からは、以上でございます。
〔質疑応答〕
<「区割り改定法案」の国会審議に向けた所感>
問: 幹事社の日本経済新聞、根本でございます。衆議院の小選挙区の区割りを見直す公職選挙法改正案が本日閣議決定されましたが、国会審議に向けての大臣の御所感をお聞かせください。
答: 議員立法による「衆議院選挙制度改革関連法」が、昨年5月に制定・施行されました。
「衆議院選挙区画定審議会」におかれましては、それ以来、精力的に審議をしていただき、「衆議院選挙制度改革関連法」に則り、区割りの改定案を取りまとめられ、去る4月19日に、内閣総理大臣に勧告されました。
総務省としましては、「衆議院選挙制度改革関連法」に従って、勧告に基づく「区割り改定法案」を速やかに国会に提出するべく、鋭意、法案作成作業を進めてまいりましたが、本日の閣議決定を受けまして、本日この後、国会に提出する予定でございます。
選挙区間の人口較差をできるだけ早期に是正するため、本法案の速やかな成立に向けて力を尽くしてまいりたいと存じます。
問: 各社さん、よろしいですか。
答: では、どうもありがとうございました。