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令和6年7月2日 記者会見

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1.発言要旨

 

 宇宙政策担当大臣として報告を申し上げます。

 御承知のとおり、7月1日12時6分、H3ロケット3号機による先進レーダ衛星「だいち4号」の打上げが成功しました。

 まずは、今年2月の試験機2号機の打上げ成功から、連続成功に向けて着実に準備を進めてこられましたJAXA(宇宙航空研究開発機構)、関係企業や研究機関の皆様、そして、「だいち4号」の開発や製造に携わられた皆様、御地元の皆様はじめ、御関係の皆様に、心から敬意を表し、感謝を申し上げます。誠におめでとうございます。

 自ら射場とロケットを保有し、打ち上げることができる国は限られており、日本はそのうちの1国です。今回の連続成功は、我が国の打上げ能力をより確かなものとしたと同時に、H3ロケットの更なる高度化や、打上げ高頻度化に向けた、大きな一歩となりました。

 また、今回打ち上げられた「だいち4号」は、「だいち2号」の後継機で、天候や時間帯に左右されることなく、より広域で高頻度な観測を、高精度で実現する地球観測衛星でございます。今後の、様々な災害への対応や、幅広い産業への貢献に期待したいと考えております。

 今回の打上げ成功は、国内でロケットや衛星の開発、また衛星データを活用したサービス創出に挑戦しておられる企業の皆様にも大きな勇気を与える出来事になったと考えております。関係省庁と連携をし、我が国の宇宙開発・利用を精力的に進めてまいりたく存じます。

 

2.質疑応答

 

(問)最近、豚の臓器をヒトに移植するといった異種間臓器移植が国内外で話題になっています。大臣としては、異種間臓器移植についてどのようにお考えでしょうか。

 

(答)ブタなど動物の細胞や臓器をヒトに移植する異種移植につきましては、国内の研究チームにおいても臨床研究の計画がございまして、また、その倫理的課題については、研究者以外も含めて、議論がなされているということでございます。

 政府としても、これまでAMED(日本医療研究開発機構)を通じて、国際的優位性の高い異種移植技術の開発や、移植医療への応用を想定した動物由来臓器の品質・有効性・安全性評価法に関する研究開発などを支援してまいりました。

 一方で、実際に異種移植を行うに当たっては、基本的に、「再生医療等安全性確保法」に基づいて、厚生労働大臣への計画の提出が必要となります。よって、厚生労働省で適切に判断をされることになります。

 私は健康・医療戦略担当大臣でございますので、まずは研究開発の進展を見守ってまいりたいと思っております。

 

(問)自民党総裁選に関して、まず、一部報道で、率直に言って出馬すると明言なさったとあるのですけれども、それで、もちろん、反論のXも読ませていただきました。改めて、この辺のところ御説明いただけたらと思います。

 

(答)基本的に、閣僚記者会見の場でございますので、自民党総裁選挙についての御質問を受け、お答えするような場ではないと考えております。今の大臣としての職務にも影響が出ておりますので、これ以上、お答えすることはございません。

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