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令和6年3月5日 記者会見

更新日:

1.発言要旨

 

冒頭発言なし

 

 

2.質疑応答

 

(問)神戸大学を中心とする研究グループが、先日、国内では1世紀ぶりとなる新属の植物「ムジナノショクダイ」を発見しました。大臣としての受け止めをお願いします。

 

(答)「ムジナノショクダイ」という新種だけではなくて、種の上位に当たる「属」のレベルで全く新しい植物を発見されたと報道で知りまして、大変興味深く拝見しました。

 神戸大学のプレスリリースも拝見したのですが、植物の戸籍調べが世界で最も進んでいる日本において、未知の植物が新属として記載されるのは極めてまれで、今回の研究成果は、日本の植物史の中で歴史的な意義を持つということで、明るいニュースでとてもうれしく思っています。

 それから、この研究ですけれども、文部科学省の科研費や、戦略的創造研究推進事業などの支援を受けてきたということでございます。基礎研究は、やはり将来のイノベーションの礎として重要でございますので、今後とも多様な基礎研究の振興に取り組んでいきたいと思っております。

 

(問)先週、宇宙政策委員会で「宇宙技術戦略」の案が示されたと思います。その御所感と、日本として宇宙産業の勝ち筋を見出すとなると、今既に技術を持っている企業への支援が中心になりそうですが、同時に今まで宇宙産業に縁がなかった企業を巻き込んでいくことも重要になると思いますが、その部分、どう取り組んでいくのか、お考えがあれば教えてください。

 

(答)まさに我が国初の「宇宙技術戦略」となります。この案の中では、我が国の勝ち筋を含めて、開発を進めるべき技術を見極めて、その開発の進め方を示したということですが、この意義は非常に大きいと思います。

 今おっしゃっていただいたとおりですけれども、技術の発展には非宇宙産業を巻き込んでいくことが必要です。この戦略案の中でも、例えば宇宙船や人工衛星、探査機など、宇宙機の性能の高度化に対応すべく、非宇宙分野で既に製品化されているコンポーネントや機材の宇宙転用拡大に取り組むことの重要性を指摘しています。

 政府としましては、JAXAにおける異業種企業を含めた民間事業者とのパートナーシップ構築の取組や、関係省庁における技術開発予算や宇宙戦略基金を活用して、非宇宙産業企業の宇宙産業への参入を促していきたいと思っております。

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