2016年3月8日 記者会見
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〔冒頭発言〕
おはようございます。
今朝は、再生可能エネルギー等に係る閣僚会議がございました。それから、その後、閣議、閣僚懇でございます。
【「地方公共団体情報セキュリティ強化対策費補助金」の交付決定】
総務省では、自治体における情報セキュリティ対策の抜本的強化に取り組んでおります。
本日、自治体に対しまして、「地方公共団体情報セキュリティ強化対策費補助金」の第1次交付決定を行います。
内容としましては、「自治体情報システムの強靱性向上」については、全1,741市区町村のうち申請がありました1,671市区町村、「自治体情報セキュリティクラウドの構築」にあたりましては、47都道府県のうち申請がありました45道府県と、全国の約96%に当たる団体を対象に、合計で約236億円を交付決定します。
また、今回申請のなかった団体につきましても、来年度早々、申請するものと聞いております。
今後は、適切な執行に努めまして、マイナンバー制度における行政機関等の間での情報連携が予定されております平成29年7月を見据えまして、できるだけ早急に対策を完了させたいと考えています。
詳細は、地域力創造グループ地域情報政策室にお問い合わせください。
私からは、以上でございます。
〔質疑応答〕
<夕張市の財政再生計画見直し(1)>
問: 幹事社から1問質問させていただきます。昨日、夕張市の鈴木市長が、市の第3者委員会の報告書に基づきまして、住民の将来に希望が持てるような計画なり、抜本的な見直しに関して、大臣の政治的な決断を求められました。財政再建に関しては、引き続き重い課題として残るのですけれども、そうした中で、市長のそうした求めに対して、大臣としてどのように対応するお考えか教えてください。
答: 昨日、夕張市の鈴木市長から、この検討委員会の報告書を直接拝受いたしました。
これまで夕張市におかれましては、鈴木市長を中心に、市民の皆様もいろいろ我慢をしながら、一生懸命、財政再生に向けて取り組んでこられました。そのお取組には心から敬意を表します。着実に成果が上がっていると存じます。
この検討委員会の報告書でございますけれども、これからは財政再生に主眼を置くだけではなくて、「財政の再生」と「地域の再生」の両立に向けて、新たな段階に移行する必要があるということでございます。
私自身も、昨年の6月に夕張市を訪問しました時に、若い方々も含めた人口流出の問題、高齢化対策、子育て支援策をもっと充実しなければいけない、といった課題をよく理解したつもりでございます。
今は再生中でございますけれども、市民の皆様が、再生後も見据えて希望を持って、これからも夕張市に住み続けたい、また、外からも夕張市を訪れたい、移住したい、そういった方々が出てくることが理想だと思いますので、この検討委員会の報告書をしっかり受け止めまして、毎年開かせていただいております道と夕張市と国の間の3者協議を通じて、しっかりと応援をしていきたいと思っております。
特に、企業版ふるさと納税の制度もできます。そして、総務省が持っております地方創生に向けた支援策もございます。
この報告書によりますと、まずは市の方で、もう一度収支の見通しについて、しっかりと再計算されるということですから、そういった作業を見据えたあとで、市からもいろいろとお話を伺って、しっかりと応援をさせていただきたいと思います。
心から、夕張市民の皆様の御努力に敬意を表し、私どもも応援団であるということを申し上げたいと思います。
<日本郵政社長の入院>
問: 朝日新聞の内藤です。日本郵政の西室社長が検査入院をされていて、復帰のめどが立たないような報道もされていますが、現状どう御覧になられているかというのと、監督官庁として、郵政の社長、経営トップが、不在が長引くことについて、どんなリスクがあるとか、どう御覧になられているか教えてください。
答: 2月8日からですか、検査入院されていると聞いております。
ただ、私自身は、今、どういった状態であるのか、あくまでも検査入院と聞いていますので、1日も早く回復されることを願っております。
社長様の記者会見が一度それで飛んでしまっているということは聞いておりますけれども、早く元気になっていただきたいと思っております。
問: 経営に対するリスクというか、長い間経営トップがいないということは。
答: 検査入院ということですので、必要な指示など病院からしておられると思いますし、周りのサポート体制もしっかりしていると思いますので、特に影響はないと考えております。
<夕張市の財政再生計画見直し(2)>
問: 朝日新聞の相原です。夕張に戻るのですけれども、大臣としては、この判断を下すスケジュール感というのは、どのように描いているのでしょうか。
答: これから夕張市の方で、収支見通しについて再計算されるということですから、その上で、また御連絡があると思います。
市の方からもよくお話を伺いながら、3者協議はだいたい毎年8月だと存じますけれども、それまでにも、何かお申し越しがあればしっかりと伺いますし、3者協議の場というのはとても大切でございます。道にも御協力をいただかなければいけませんので、夏までに一度しっかりと詰めてお話ができればいいと思っております。
問: よろしいでしょうか。はい、ありがとうございました。
答: どうもありがとうございました。ここまで来ていただいてすみません。
おはようございます。
今朝は、再生可能エネルギー等に係る閣僚会議がございました。それから、その後、閣議、閣僚懇でございます。
【「地方公共団体情報セキュリティ強化対策費補助金」の交付決定】
総務省では、自治体における情報セキュリティ対策の抜本的強化に取り組んでおります。
本日、自治体に対しまして、「地方公共団体情報セキュリティ強化対策費補助金」の第1次交付決定を行います。
内容としましては、「自治体情報システムの強靱性向上」については、全1,741市区町村のうち申請がありました1,671市区町村、「自治体情報セキュリティクラウドの構築」にあたりましては、47都道府県のうち申請がありました45道府県と、全国の約96%に当たる団体を対象に、合計で約236億円を交付決定します。
また、今回申請のなかった団体につきましても、来年度早々、申請するものと聞いております。
今後は、適切な執行に努めまして、マイナンバー制度における行政機関等の間での情報連携が予定されております平成29年7月を見据えまして、できるだけ早急に対策を完了させたいと考えています。
詳細は、地域力創造グループ地域情報政策室にお問い合わせください。
私からは、以上でございます。
〔質疑応答〕
<夕張市の財政再生計画見直し(1)>
問: 幹事社から1問質問させていただきます。昨日、夕張市の鈴木市長が、市の第3者委員会の報告書に基づきまして、住民の将来に希望が持てるような計画なり、抜本的な見直しに関して、大臣の政治的な決断を求められました。財政再建に関しては、引き続き重い課題として残るのですけれども、そうした中で、市長のそうした求めに対して、大臣としてどのように対応するお考えか教えてください。
答: 昨日、夕張市の鈴木市長から、この検討委員会の報告書を直接拝受いたしました。
これまで夕張市におかれましては、鈴木市長を中心に、市民の皆様もいろいろ我慢をしながら、一生懸命、財政再生に向けて取り組んでこられました。そのお取組には心から敬意を表します。着実に成果が上がっていると存じます。
この検討委員会の報告書でございますけれども、これからは財政再生に主眼を置くだけではなくて、「財政の再生」と「地域の再生」の両立に向けて、新たな段階に移行する必要があるということでございます。
私自身も、昨年の6月に夕張市を訪問しました時に、若い方々も含めた人口流出の問題、高齢化対策、子育て支援策をもっと充実しなければいけない、といった課題をよく理解したつもりでございます。
今は再生中でございますけれども、市民の皆様が、再生後も見据えて希望を持って、これからも夕張市に住み続けたい、また、外からも夕張市を訪れたい、移住したい、そういった方々が出てくることが理想だと思いますので、この検討委員会の報告書をしっかり受け止めまして、毎年開かせていただいております道と夕張市と国の間の3者協議を通じて、しっかりと応援をしていきたいと思っております。
特に、企業版ふるさと納税の制度もできます。そして、総務省が持っております地方創生に向けた支援策もございます。
この報告書によりますと、まずは市の方で、もう一度収支の見通しについて、しっかりと再計算されるということですから、そういった作業を見据えたあとで、市からもいろいろとお話を伺って、しっかりと応援をさせていただきたいと思います。
心から、夕張市民の皆様の御努力に敬意を表し、私どもも応援団であるということを申し上げたいと思います。
<日本郵政社長の入院>
問: 朝日新聞の内藤です。日本郵政の西室社長が検査入院をされていて、復帰のめどが立たないような報道もされていますが、現状どう御覧になられているかというのと、監督官庁として、郵政の社長、経営トップが、不在が長引くことについて、どんなリスクがあるとか、どう御覧になられているか教えてください。
答: 2月8日からですか、検査入院されていると聞いております。
ただ、私自身は、今、どういった状態であるのか、あくまでも検査入院と聞いていますので、1日も早く回復されることを願っております。
社長様の記者会見が一度それで飛んでしまっているということは聞いておりますけれども、早く元気になっていただきたいと思っております。
問: 経営に対するリスクというか、長い間経営トップがいないということは。
答: 検査入院ということですので、必要な指示など病院からしておられると思いますし、周りのサポート体制もしっかりしていると思いますので、特に影響はないと考えております。
<夕張市の財政再生計画見直し(2)>
問: 朝日新聞の相原です。夕張に戻るのですけれども、大臣としては、この判断を下すスケジュール感というのは、どのように描いているのでしょうか。
答: これから夕張市の方で、収支見通しについて再計算されるということですから、その上で、また御連絡があると思います。
市の方からもよくお話を伺いながら、3者協議はだいたい毎年8月だと存じますけれども、それまでにも、何かお申し越しがあればしっかりと伺いますし、3者協議の場というのはとても大切でございます。道にも御協力をいただかなければいけませんので、夏までに一度しっかりと詰めてお話ができればいいと思っております。
問: よろしいでしょうか。はい、ありがとうございました。
答: どうもありがとうございました。ここまで来ていただいてすみません。