記者会見

〔冒頭発言〕

　おはようございます。
　官邸では、閣議と閣僚懇のみでございました。

【宝くじによる熊本地震の被災地支援について】

　熊本地震の被災地への支援策の1つとして、発売団体である全都道府県及び全政令指定都市の御協力を得まして、来月から発売予定（5月11日～6月3日）の「ドリームジャンボ宝くじ」を活用し、熊本地震の被災地の緊急支援を行うこととなりましたので御報告申し上げます。
　具体的には、「ドリームジャンボ宝くじ」の計画額750億円のうち、100億円を被災地支援分と位置づけ、収益金を被災団体に配分する予定でございます。
　今回の宝くじは、発災後1か月弱での発売開始という、これまでにないスピード感での対応となります。都道府県、政令指定都市の皆さんの御尽力にも心から感謝を申し上げますとともに、被災地を支援したいという方々のお気持ちにタイムリーに応えられる宝くじになるのではないかと期待をしております。
　是非、多くの皆様に今回の宝くじをお買い上げいただきまして、被災地の支援につなげていただきたいと思っております。
　私からは、以上でございます。


〔質疑応答〕

＜熊本地震対策を中心とした補正予算案＞

問：　それでは、幹事社から1問質問させていただきます。昨日、自民党の佐藤国対委員長が国会内で民進党の安住国対委員長に対して、熊本地震に対応した補正予算への成立に向けた協力を求めました。佐藤国対委員長は5月13日の閣議決定を経た後に、20日までの成立ということで具体的な日程感も示して協力を要請しております。総務省としての対応をお願いします。

答：　4月24日に開催されました「政府非常災害対策本部会議」の場で、総理大臣から補正予算編成の御指示がございました。そして、その日に開かれました総務省の会議で、各部局に検討を指示したところですので、事務方の検討結果を待って、しっかりと判断をしたいと思います。

問：　幹事社からは以上です。各社さん、ありましたらどうぞ。よろしいですか。ありがとうございました。

答：　どうもありがとうございました。