2017年4月18日 記者会見
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〔冒頭発言〕
皆様、おはようございます。
今朝、官邸では、閣議と閣僚懇のみでした。
【2020年に向けたテレワーク国民運動プロジェクト~テレワーク・デイ~(1)】
今年から2020年まで、東京オリンピックの開会式が行われる7月24日を「テレワーク・デイ」といたしまして、全国的にテレワークの一斉実施を呼びかけていくこととしました。
総務省は、テレワーク施策の主管官庁として、キャンペーンサイトの開設やイベントの開催などを通じて、広く企業や自治体に周知して、参加を促してまいります。
先ほどの閣僚懇談会でも「テレワーク・デイ」の取組みについて紹介し、各大臣に所管業界への周知をお願いしました。
詳細につきましては、情報流通行政局にお問い合わせください。
【「救急ボイストラ」の全国の消防本部への提供開始】
近年の訪日外国人観光客の増加に伴いまして、救急隊が外国人と接する機会が多く、救急現場における円滑なコミュニケーションが求められております。
このため、「情報難民ゼロプロジェクト」の一環として、総務省所管の消防研究センターと情報通信研究機構が救急隊用の多言語音声翻訳アプリ「救急ボイストラ」を開発し、全国の消防本部に対して提供することとしましたので、お知らせいたします。
「救急ボイストラ」は15カ国語に対応し、救急現場でよく使う表現を定型文として登録しております。外国語による音声と、タッチパネル方式の画面の文字でもコミュニケーションが図れるものとなっております。
本アプリによりまして、救急現場における外国人とのコミュニケーションの円滑化を期待しております。
詳細につきましては、消防庁にお問い合わせください。
私からは、以上でございます。
〔質疑応答〕
<富山市議会議員選挙の結果>
問: 幹事社の時事通信から質問いたします。政務活動費の不正問題がありました富山市議会におきまして、議員選がこのほど行われました。この問題をきっかけに、全国各地で政務活動費の適正化、あるいは情報公開の徹底について議論が盛んになったわけですけれども、現状、大臣、どのように御覧になっていますでしょうか。
答: 4月16日(日)に投開票されました富山市議会の任期満了に伴う市議会議員選挙におきましては、政務活動費の不正に関与されたとする候補も当選されたことは承知いたしております。これは、地域住民の皆様の総合的な御判断の上での選択と認識しておりますので、個々の地方選挙の結果についてはコメントしにくいところでございます。
富山市議会におきましては、一連の政務活動費の不正が問題となってから、平成28年12月の条例改正によりまして、領収書と収支報告書のインターネット公開や、会派による領収書の議長提出義務化などの措置を講じておられます。他の地方公共団体においても、総務省からの通知発出を受けまして、様々な改善に取り組まれていると思っております。
まずは、各議会におきまして、住民に対する説明責任の徹底、使途の透明性の向上など、自主的な取組を行っていただき、住民の信頼性確保に努めていただきたいと考えております。
<2020年に向けたテレワーク国民運動プロジェクト~テレワーク・デイ~(2)>
問: 朝日新聞の徳島と言います。テレワークについてなのですが、ロンドン五輪では、ロンドンの企業が8割協力したということなのですけれども、東京五輪での目標をお伺いできますでしょうか。
答: 東京オリンピックでも、開会式の日は大変な交通渋滞が予想されます。テレワークは、交通渋滞の解消、通勤ラッシュの解消に大きな効果があると思います。
何と言いましても、今年度から予行演習的な取組をスタートしていただき、これをきっかけに、テレワークを実施したという企業、自治体などが増えることによって、朝の通勤風景が「ガラっと変わる」ような効果を期待しております。
つまり、通勤ストレスの解消や、生産性の向上、それから、通勤時間分が余暇時間として活用できますので、生活スタイルの変化、働き方改革にも結びつくと考えておりますので、一つでも多くの企業・団体にお取組をいただきたいと思っております。
問: 時間ですので、これでよろしいでしょう。ありがとうございました。
答: よろしいですか。ごめんなさい。ありがとうございます。
皆様、おはようございます。
今朝、官邸では、閣議と閣僚懇のみでした。
【2020年に向けたテレワーク国民運動プロジェクト~テレワーク・デイ~(1)】
今年から2020年まで、東京オリンピックの開会式が行われる7月24日を「テレワーク・デイ」といたしまして、全国的にテレワークの一斉実施を呼びかけていくこととしました。
総務省は、テレワーク施策の主管官庁として、キャンペーンサイトの開設やイベントの開催などを通じて、広く企業や自治体に周知して、参加を促してまいります。
先ほどの閣僚懇談会でも「テレワーク・デイ」の取組みについて紹介し、各大臣に所管業界への周知をお願いしました。
詳細につきましては、情報流通行政局にお問い合わせください。
【「救急ボイストラ」の全国の消防本部への提供開始】
近年の訪日外国人観光客の増加に伴いまして、救急隊が外国人と接する機会が多く、救急現場における円滑なコミュニケーションが求められております。
このため、「情報難民ゼロプロジェクト」の一環として、総務省所管の消防研究センターと情報通信研究機構が救急隊用の多言語音声翻訳アプリ「救急ボイストラ」を開発し、全国の消防本部に対して提供することとしましたので、お知らせいたします。
「救急ボイストラ」は15カ国語に対応し、救急現場でよく使う表現を定型文として登録しております。外国語による音声と、タッチパネル方式の画面の文字でもコミュニケーションが図れるものとなっております。
本アプリによりまして、救急現場における外国人とのコミュニケーションの円滑化を期待しております。
詳細につきましては、消防庁にお問い合わせください。
私からは、以上でございます。
〔質疑応答〕
<富山市議会議員選挙の結果>
問: 幹事社の時事通信から質問いたします。政務活動費の不正問題がありました富山市議会におきまして、議員選がこのほど行われました。この問題をきっかけに、全国各地で政務活動費の適正化、あるいは情報公開の徹底について議論が盛んになったわけですけれども、現状、大臣、どのように御覧になっていますでしょうか。
答: 4月16日(日)に投開票されました富山市議会の任期満了に伴う市議会議員選挙におきましては、政務活動費の不正に関与されたとする候補も当選されたことは承知いたしております。これは、地域住民の皆様の総合的な御判断の上での選択と認識しておりますので、個々の地方選挙の結果についてはコメントしにくいところでございます。
富山市議会におきましては、一連の政務活動費の不正が問題となってから、平成28年12月の条例改正によりまして、領収書と収支報告書のインターネット公開や、会派による領収書の議長提出義務化などの措置を講じておられます。他の地方公共団体においても、総務省からの通知発出を受けまして、様々な改善に取り組まれていると思っております。
まずは、各議会におきまして、住民に対する説明責任の徹底、使途の透明性の向上など、自主的な取組を行っていただき、住民の信頼性確保に努めていただきたいと考えております。
<2020年に向けたテレワーク国民運動プロジェクト~テレワーク・デイ~(2)>
問: 朝日新聞の徳島と言います。テレワークについてなのですが、ロンドン五輪では、ロンドンの企業が8割協力したということなのですけれども、東京五輪での目標をお伺いできますでしょうか。
答: 東京オリンピックでも、開会式の日は大変な交通渋滞が予想されます。テレワークは、交通渋滞の解消、通勤ラッシュの解消に大きな効果があると思います。
何と言いましても、今年度から予行演習的な取組をスタートしていただき、これをきっかけに、テレワークを実施したという企業、自治体などが増えることによって、朝の通勤風景が「ガラっと変わる」ような効果を期待しております。
つまり、通勤ストレスの解消や、生産性の向上、それから、通勤時間分が余暇時間として活用できますので、生活スタイルの変化、働き方改革にも結びつくと考えておりますので、一つでも多くの企業・団体にお取組をいただきたいと思っております。
問: 時間ですので、これでよろしいでしょう。ありがとうございました。
答: よろしいですか。ごめんなさい。ありがとうございます。