2017年6月1日 平成29年度電波利用環境保護周知啓発強化期間デーモン閣下のライヴイベントにおける記者会見
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〔質疑応答〕
<本日の来場の理由>
問: 今日、デーモン閣下のライヴにお越しになった理由について教えていただけますか。
答: 私は、デーモン閣下の大ファンの一人でもありますが、今日6月1日は「電波の日」です。
電波は、携帯電話や電子レンジなど、私たちの生活の様々な身近なところで利用されていますし、テレビ・ラジオもそうです。
しかし、私たちが大変心配しているのは、年間4,000局以上もの「不法無線局」があるということです。これらは、重要インフラであり電波の活用先である、「航空」、「船舶」、「鉄道」、「消防」、「救急」などの重要無線に障害を与える可能性があります。
そのため、6月1日から6月10日までの間、不法電波を防止しようと集中的に周知・啓発に取り組んでいます。
今年は、デーモン閣下に周知・啓発のイメージキャラクターを引き受けていただきました。これまではウルトラマンやゲゲゲの鬼太郎でしたので、電波の重要性、正しい利用について直接私からご説明するチャンスがありませんでした。先般、閣下には、わざわざ地獄から大臣室にお越しいただきまして、不法電波が重要無線にどういう影響を与えるかというお話をさせていただきました。
この10日間だけではなく、1年間にわたりまして、デーモン閣下のポスターやリーフレットを配布させていただき、電波の正しい利用について周知活動に取り組んでまいります。
偶然だと思いますが、初日であります本日「電波の日」に、デーモン閣下のライヴがあると伺いましたので、ファンの一人としても、駆け付けました。
<デーモン閣下にオファーした理由>
問: デーモン閣下にオファーした理由をお聞かせください。
答: 今年度のポスターについて公募をしましたところ、去年10月に企画会社から14件もの提案がありました。それも私一人で選んだのではなく、本省電波部はもちろん、全国11箇所の総合通信局でも厳正に審査しまして、上位5位まで選ばれたところで、私のところに来ました。
閣下を起用したことについては、この迫力と、「電波のルールを遵守せよ」と上から目線で命令されても、閣下に言われたら絶対に逆らえないこと。また、背景が私の好きな色(青)でありまして、これが良いということで決めさせていただきました。
閣下は、10万54歳という年齢にもかかわらず、素晴らしい声と音楽で本当にたくさんの方を魅了されていますし、大相撲の解説や教育テレビで子どもたち向けに情報通信のことを教えておられるなどの活動もしていらっしゃって、また、ワイドショーのコメンテーターをされ、そういう意味でとても幅広い方々に影響力があるといったことも選考の理由です。
<デーモン閣下に対する感想>
問: ついにデーモン閣下がイメージキャラクターに就任しましたが、お願いして良かった点、失敗したかなと思う点、もしございましたらご感想お聞かせください。
答: まず、失敗はしておられません。今日は、大切なライヴの時間前に、こうして訪問のチャンスを、皆様方のご協力もあって、また閣下の強いご意向もあって設けていただいたことは、大変光栄に思っています。
それから、私は、個人的に、大学時代に軽音楽部ROCKというものに所属しておりまして、ヘヴィメタバンドのドラムをやっておりました。ただ私は中途半端な実力でしたので、音楽が何よりも好きだったのですが、プロにはなれず、途中から路線変更しました。ほぼ同じような時期に大学のサークルから華々しくデビューされて、大変うらやましく聴いていました。そういう意味では、目標する方の一人でもありましたし、最近は、閣下のCDを聴いて自分を盛り上げています。
問: ありがとうございました。
答: どうも、お疲れ様でした。ありがとうございます。