選挙はマナーだ!投票してなきゃ、カッコ悪いぜ!
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統一地方選挙が始まりました。
統一地方選挙は前半と後半に分かれます。
前半(4月12日投票)では、10の道県知事をはじめ、5つの指定都市の市長、41の道府県及び17の指定都市の議会の議員の選挙が行われます。
また、後半(4月26日投票)では、全国で多くの市区町村の長及び議会の議員の選挙が行われる予定です。
統一地方選挙は、身近な地方政治に対して意思を表明し、地域の将来を託す代表者を選ぶ極めて重要な機会です。
しかしながら、統一地方選挙の過去の投票率をみると、例えば都道府県知事選挙においては、ピークの昭和26年には82.58%でしたが、直近の平成23年では52.77%となるなど、低下の一途をたどっています。
そのような中、総務省では、若者を中心に幅広い世代の方々の政治や選挙への関心を高めることを目指し、3月20日から「選挙はマナーだ!投票してなきゃ、カッコわるいぜ!」をキャッチコピーに投票率向上キャンペーンを展開中です。
キャンペーンの一環でオリジナルネット動画を制作し、「鷹の爪団」と明るい選挙のイメージキャラクター「めいすいくん」がコラボレーションしています。
動画では、投票に行く意義のほか、2013年から公職選挙法が改正されて候補者が選挙期間中でもwebサイトやSNSなどで情報を発信できるようになったことや、投票日に投票できない場合の期日前投票などがわかりやすく紹介されています。
是非、一度ご覧ください。
また、小・中・高校に出向いて出前授業で模擬投票を行ったり、大学祭や地域のお祭り等のイベントでチラシやグッズを配ったり、様々な活動を通じて投票を呼びかけたりと、全国各地で頑張って下さっている若者たちがいます。
このような全国各地で活動する若者啓発グループが相互に交流・連携するために、昨年12月に「若者選挙ネットワーク」が設立されましたが、「選挙はマナーだ!」キャンペーンはこの「若者選挙ネットワーク」と協力して行っているところです。
若い世代の投票率が高い北欧では、このような活動が盛んです。選挙という機会に、民主主義について考え、行動することが浸透しています。
また、選ばれる側にとっても、将来の有権者と現在の有権者の選挙結果の分析から得られる気づきもあります。
4月12日と4月26日は、皆さんの声を届けていただく日です。
有権者の皆様が積極的に投票に参加され、主権者としての自覚をもって一票を行使されることにより、我が国の地方自治がますます発展することを願ってやみません。