南極の氷
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今日は、高知県に出張します。
高知県の尾﨑正直知事や各種団体の方々と国政に関する意見交換やご要望の拝聴をした後、中谷元代議士の国政報告会に出席する予定です。
ところで過日、小野寺五典防衛大臣から「南極の氷」をプレゼントしていただきました。
生まれて初めて手にした南極の氷は、中に気泡が沢山入っています。「これが太古の空気か!」とドキドキしながら、大切に家に持って帰りました。
氷の表面には、切り出す時に使ったチェーンソーの油が付着しているらしいのですが、食用油なので、軽く水洗いをしたら大丈夫との説明書が添えられていました。
冷蔵庫の冷凍室に保管していましたら、夜遅くなってから、主人が南極氷を少しだけ砕き、グラスにザクザクと放り込み、牛乳を注いでゴクゴク飲み干しました。
私は…というと、グラスに氷を入れて少々の水を注ぎ、氷中の気泡から出るパチパチという小さな音を楽しみながら、太古のロマンに浸り続けておりました。
妙に用心深い私は、決して飲まずに、ひたすら音を聴いてはニコニコしていただけ。主人は、そんな私を呆れ顔で見ていました。
すっかり氷が溶けたグラスの水を凝視すると…、何やら白い毛のような物体や小さなゴミがプカプカ浮いています。
主人に見せてあげると、「ぐえぇぇっ」と叫び、肩をがっくりと落としていました。
今も、残りの南極氷が我が家の冷蔵庫の冷凍室を占拠中。
「この氷、一体どうするつもり?冷凍庫が使えないんですけどっ」と、かなり機嫌が悪くなっている主人。
「絶対に捨てないでよ。これからも時々、パチパチ音を楽しむんだからね」と私。
小野寺大臣のお心遣いに深く感謝しながらも、冷凍室を巡る夫婦の緊張状態は続く。