捨てる神あれば拾う神あり
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前回のコラムで、自民党人事で山本一太参議院議員(前参議院政審会長)や石破茂衆議院議員(前政調会長)が党幹部から外されてしまったことに触れました。
政策力や発信力では抜群の2人だっただけに、残念でならなかったのです。これからの国会審議の中で、存分に力を発揮していただける場が数多く用意されるといいなと思います。
ところで、他人のことばかり心配していた私自身も、知らないうちに政調副会長を外されてしまっておりました。
政調会人事が固まるまで気付かなかったのですから、格好悪い話ですが…。
一昨年来、様々な困難な課題(中国資本等による森林買収や地下水の汲み上げなど)に着目し、自らの時間の殆どを使って対処のための法律案を書き上げ、数多くの議員立法を提出してきました。
政策分野では精一杯働いてきたと自負していただけに、活動を党から評価していただけなかったことについては、とても悔しく残念でした。
報道で知り得る限りでは、今回の人事は完全に「派閥主導」だった様子。
主人(山本拓衆議院議員)も私も無派閥ですので、人事については完全に蚊帳の外で、情報は皆無でした。
彼が「そうだ!人事の時に数の影響力を発揮できるように、『無派閥議員互助会』を作ろうよ」(無派閥派?)と冗談を飛ばしたのには笑えましたが、最近では無派閥議員も多くなっていますので、幹事長室などで所属国会議員が得意な政策分野や希望の役職を申請するアンケートでも実施していただけると有難いなと思います。
昨夕になって、塩谷立総務会長から「総務会は年配者が多いのですが、若手代表として副会長をやって下さい」と電話をいただきました。
50歳にもなって「若手」と言われたのには困りましたし、本当に若かった頃にも堀内光雄会長の下で総務副会長を経験していますので2度目の就任となりましたが、総務会では党の全ての政策や法案を最終審査できますので、塩谷会長のご配慮に感謝しながら地道に頑張ろうと思います。