コラム

　いよいよ明日から、参議院議員選挙が始まります。
 

　衆議院議員選挙の場合は、事前準備や選挙期間中の段取りの殆どを候補者自身の事務所で行いますが、広い全県区の参議院議員選挙になると、各衆議院議員の小選挙区支部事務所が中心になって地域ごとの準備をしなければならず、今日も深夜まで対応に追われそうです。
 

　一昨年の秋から、「衆議院の解散近し」と言われ続けて、実際に昨夏に衆議院議員選挙が挙行されるまでの約１年間、秘書も私も臨戦態勢で走り続けました。
　当時は、殆どの時間を経済産業省の公務に費やしてしまっていた為、土曜・日曜や深夜の時間帯での準備作業は苦しいものでした。
 

　ようやく衆議院議員選挙が終わったと思ったら、昨秋から先月までに、選挙区内で２つの市長選挙と２つの町長選挙が順次挙行され、疲れを抜く暇もなく支援活動が続きました。
　既に秘書たちも私も過労気味の状態ですが、何とか歯を食いしばって、猛暑の中での参議院議員選挙を乗り切っていきたいと思います。
 

　ところで、先日まで開会していた通常国会では、「インターネット選挙解禁」の法律案が審議される予定でした。
　ところが、菅内閣の支持率が高いうちに選挙戦に突入してしまいたい民主党の意向で、殆どの政策審議を封じたまま国会を閉じられてしまいましたので、結局、法改正は為されませんでした。
 

　現行の公職選挙法第１４６条は、「公職の候補者または第３者」について、「選挙運動期間中」は、「（ウェブサイトを）書き換えすることにより、法定外文書図画の頒布の禁止の脱法行為と認められる場合は、禁止」としています。
 

　私自身は参議院議員選挙の候補者ではありませんが、「第３者」に該当する為、明日から７月１１日までの間は、私のウェブサイトも更新できません。
　どうしても「政策」について書きたくなってしまいますので、違法行為になる可能性が高いからです。
 

　しばらくのご無沙汰になりますが、参議院議員選挙後にコラムを再開しますので、その折には、引き続きご高覧下さいね！
 

　暑さに向かいます折から、くれぐれもご自愛下さいませ。
　このページを訪ねて下さっている皆様がお元気で良い夏を過ごされますように…と、お祈り申し上げております。