官僚依存に転換?菅総理大臣の所信表明演説
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昨日の衆議院本会議では、菅総理大臣が所信表明演説をされました。
総理の演説中にぐっすり眠っていた閣僚が居た程ですから、いかに退屈な演説だったか、ご想像いただけると思います。
総理はうつむいて原稿を棒読み。
数日前に某官庁からいただいた政策資料と同じ表現があり、各省の官僚が作成した原稿を繋ぎ合わせた演説であることが分かりました。
昨年10月31日には、官僚について、「知恵、頭を使ってない。霞ヶ関なんて成績が良かっただけで大馬鹿だ」と発言されていた菅総理でしたが、「脱官僚」の方針を転換されたようです。
明らかに知識不足・勉強不足だった民主党政治家による勘違いな「政治主導」が、普天間飛行場移設問題を混迷に追い込み、口蹄疫被害を拡大させました。
民主党では政調を復活させたようですが、あまりにも酷い民主党議員の基礎的知識不足に、1からレクチャーをしている官僚たちは苦労しているそうです。
「発展的な政策議論以前の段階だ」という声も伺いました。
思いつきの無責任な政策によって、これ以上、日本国民の安全を損ねたり、財政破綻を招いたりしないように、閣僚や与党議員の皆様には、先ずは過去の経緯など基本的知識を学んでいただくことを希望します。