選挙も仕事も大変だなあ
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副大臣就任から2週間経過。 官邸での副大臣会議、省議、電力会社不祥事に関する委員会答弁、役所がらみの行事出席等の間を縫って来客の応対や経済産業省各局から所管事項説明聴取をしていると、1日がアッと言う間に過ぎていきます。
夜遅く分厚い資料を抱えて宿舎に帰り、 翌日の委員会答弁でチョンボをしないように読み込んでいると、気が付けば夜中の2時過ぎだあっ・・といった調子です。ベッドに入って目を閉じても、東京電力の「原子炉の図」がクルクル回る始末。 朝は7時過ぎに役所に行って9時開会の委員会答弁に備えて勉強会。
情けないことに早くも寝不足と気疲れでぐったり。 副大臣レベルでこんなにしんどいんやから、私などよりはるかに露出の多い総理や大臣ってのはエライもんやなあ、 と思います。
「以前に政務次官だった役所だから、新たに覚える事も少なくて楽ちんでしょう」と同僚議員からは言われますが、平成10年、11年当時に較べると、日本を取り巻く経済環境が大きく変わっており、新たな課題は山積です。昨夏あたりからは特に、地元の奈良県を歩き回る度に旧来のシナリオや政策は通用しない事態になっていることを痛感しています。
また、政府委員制度も廃止されていて、私たち政治家が委員会答弁に立つ回数が圧倒的に多くなっていますから、数字や法律の文言でも取りあえずは覚え込んでしまう努力をしています。
殆ど終日、副大臣室で役所の用意した分刻みの日程に追われていますので、自分自身のホーム・ページを更新したり、メールや手紙に返事を出したりといった事はなかなか出来なくなってしまいました。週末も経済産業省後援行事の開会式や表彰式など公務が入ることが度々で、選挙区での行事も欠席がち。
選挙区からは「招待した行事に欠席するような人の選挙応援はできない」とか「うちの葬式に来てくれなかった。不義理にもほどがある」とかお叱りが多数。本音を言えば「次の選挙は寒いなあ」とビビッています。前回選挙も現職大臣が随分大勢落選しはったもんなあ・・。
でも、折角就任したのですから、しばらくは選挙のことを考えるのは止めて、経済産業省でやれる限りの政策を実現することに全力投球しようと思っています。