年末に思うこと
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今年は、1月1日に能登半島地震が発生し、同夜には救援のため能登に向かおうとしていた海上保安庁職員の方々が殉職。その後も、各地で相次いだ災害や事件などにより、多くの方々が深い悲しみに直面されました。
特に被災地の復旧・復興に向けては、党派を超えて応援を続けていきたく存じます。
来年は、かけがえのない命が失われることが少ない年になりますように…と切に願っています。
私は、今年も多くの方々にお世話になりました。本当に有難うございました!
最も嬉しかったことは、悲願だった経済安全保障版セキュリティ・クリアランス制度を創設するための『重要経済安保情報保護活用法』を立案・成立させることができたことです。
制度創設の意志を公言してから今年5月の成立・公布までに、約1年9ヵ月を要しました。来春には、法律が施行されます。
辛かったことは、9月の自民党総裁選挙の決選投票で敗北してしまい、応援していただいた方々に申し訳ない気持ちで一杯になったことです。
党員投票で1位をいただきながら、国会議員からのご支持が足りなかったことは、同僚議員の心を動かせる演説ができなかった私の力不足や普段の人付き合いの悪さが原因だと思い至り、反省することばかりです。
総裁選挙でご支援下さった皆様、総裁選挙敗北後も「次回こそは頑張って」と自民党に入党して下さった皆様、有難うございました。
更に苦しかったことは、10月の衆議院選挙で自民党が大敗し、豊かな知識や実績がある多くの中堅議員が議席を失い、期待していた新人候補者も落選してしまったことでした。
議席を得た衆議院議員も少数与党となって苦労が多い日々ですが、再び国民の皆様のご信頼を賜れるように皆でコツコツと頑張っていく他ありません。
全国遊説で留守にしていた奈良2区の議席を守って下さった支援者の皆様、総裁選挙に続いて衆議院選挙という多用な日々を頑張り抜いてくれた秘書達には、心から感謝しています。
来年は、自分を鍛え直し、1人の衆議院議員として地道な政策構築活動に取り組むとともに、夏の参議院選挙候補予定者の地元行事で演説をするために全国各地を回ります。
皆様が健康に新春をお迎えになりますようにと、お祈り申し上げています。