総務省文書に関して参院予算委に提出した資料③
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3.平成27年3月6日付「大臣レクの結果について安藤局長からのデブリ模様」の文書について
①前記の通り、平成27年2月の時点で、礒崎元総理補佐官と総務省情報流通行政局とのやり取りや、平成27年5月12日の参議院総務委員会の答弁案など、放送法の政治的公平の解釈に関するレクを受けたことはないことから、私の発言とされる以下の記載は、私が発言したものではなく、平川参事官への指示ととれる記載も事実に反するものです。
- 整理ペーパーと「礒崎総理補佐官からの連絡」で大臣にご説明。最初大臣は本件についてあまり記憶がなかった様子で、第一声は「本当にやるの?」。
- 大臣は、最近の自民党からの要請文書やNHK籾井会長の国会審議等を見ていて慎重になっているのかもしれない。整理ペーパーを見ているうちに内容を思い出してきたようで、以下のご発言。
- これから安保法制とかやるのに大丈夫か。
- 民放と全面戦争になるのではないか。
- 総理が「慎重に」と仰るときはやる気がない場合もある。(前回衆院選の)要請文書のように、背後で動いている人間がいるのだろう。
- 一度総理に直接話をしたい。
→平川参事官に今井総理秘書官経由で総理とお話できる時間を確保するようその場で指示。(3/6/金~3/8/日の間)
②当時の安倍総理や今井総理秘書官に電話をする時は、自分の携帯電話から発信していましたので、平川参事官に依頼をする必要はありません。
③「安保法制」に関する私の言及も記されていますが、総務大臣就任後初めての通常国会の最中で総務省提出予定法案への対応で精一杯の時期に、他省所管で準備中の法案の名称や内容については閣議決定時まで承知しておりませんでした。現在も、同様です。「平和安全法制」については、平成27年5月に閣議決定、平成27年9月に成立していますので、平成27年3月6日付の文書時点で私が理解できるものではありません。