「Q助」(全国版救急受診ガイド)提供開始
更新日:
総務省・消防庁では、先週から、全国版救急受信ガイド「Q助(きゅーすけ)」の無料提供を開始しました。
「Q助」は、スマートフォンやWebで利用可能です。
救急出動件数は、年々増加傾向にあります。
出動件数は、平成27年は約605万件で、10年前と比較すると15%の増加でした。現場到着時間も、平成27年は8.6分で、10年前と比較すると2.1分延びています。
「救急車の適正利用」の対策として、皆様が「救急車を呼ぶべきか」「自分で病院に行くべきか」を判断できるように支援することが必要だと考え、消防庁では検討を重ねてきました。
「Q助」は、該当する症状を選択していくと、救急車を呼ぶべきかどうか「緊急度」を判定してくれる機能を持ちます。
また、自分で病院に行く場合には、「地元の病院情報」や「移動手段」を検索できるようになっています。
事故や重篤な症状など緊急時には、すぐに救急車を呼んでいただくことが大切ですが、「何となく調子が悪いけど、明朝まで待つのは不安だ」と迷われるような時には、「Q助」も活用してみて下さい。