国勢調査⑤:間もなく紙の調査票の提出期限
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今年は5年ごとに実施される国勢調査の年で、皆様には、先月から今月にかけて、国勢調査へのご回答にご協力をいただき、有難うございます。
とりわけ、調査票の配布や回収の為に各世帯を廻ってご苦労をいただいている国勢調査員の皆様には、深く感謝を申し上げます。
今回の調査では、「ビッグチャレンジ」として、オンライン調査(インターネット回答)を導入しました。
9月10日から9月20日まで、紙の調査票による調査に先行してオンライン調査を実施しましたところ、この期間中のオンライン回答数は、1917万5769件にも上りました。
当初の目標だった1000万世帯を大きく上回り、オンライン回答率は36.9%と試算されました。
9月25日の大臣記者会見でも申し上げましたが、都道府県別に見ますと、滋賀県が最も高く48.4%、次いで、富山県、岐阜県、愛知県、奈良県となっていました。
多くの皆様から、オンライン回答について、「入力しやすかった」、「簡単だった」というお声も頂き、今後、他府省も含めて政府が行う各種調査につき、労力や費用も含めて効率化していく契機となるのではないかと思っています。
先ずは、初めてのオンラインによる国勢調査に積極的にご参加いただいた皆様に、御礼を申し上げます。
その後、9月26日から9月30日には、既にオンライン回答をいただいた世帯を除く世帯の皆様に、国勢調査員の方々が、紙の調査票を配布して下さいました。
紙の調査票につきましては、10月1日から10月7日が調査票提出期間となっています。
来週の水曜日までですので、ご協力を宜しくお願い申し上げます(7日までに提出をいただけなかった場合は、10月20日までの期間、国勢調査員の方々に督促回収をしていただくことになります)。
9月の台風に伴う大雨など災害被災地域につきましては、オンライン回答が完了していない為、9月26日から10月20日までの期間、紙の調査票と並行してオンライン回答も受け付けています。
今回の国勢調査では、殆どの市区町村において「オンライン先行方式」で実施していただきましたが、ご高齢の方が多くオンライン回答が難しいという判断をされた市町村や、マンション等が非常に多く世帯への複数回の訪問が困難な東京都の一部など、オンライン回答IDと紙の調査票を同時に配布する「並行方式」で調査を実施しておられる所もあります。
「並行方式」を実施しているのは、全国1718市町村のうち238市町村と東京23区のうち12区です。
これらの地域につきましては、他地域の紙の調査票の配布・回収期間(9月26日~10月20日)に、並行してオンライン回答も受け付けることとしました。
国勢調査から得られる統計データは、地域の防災対策、都市計画、産業振興、雇用対策、社会福祉など、様々な分野で活用されます。
引き続きのご協力を、宜しくお願い申し上げます。