地域防災力のかなめ
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2月6日に、「緊急消防援助隊の出動に係る消防庁長官表彰」の表彰式がありました。
これは、昨年発生した、広島市における土砂災害、御嶽山における噴火災害及び長野県北部を震源とする地震災害に際して、緊急消防援助隊として迅速に被災地へ出動し、大規模災害において功労があった101消防本部及び7県(消防防災航空隊)を表彰するものです。
2月9日には、「第19回防災まちづくり大賞」の表彰式がありました。
「防災まちづくり大賞」は、地方公共団体や自主防災組織等における防災に関する優れた取組みを表彰するものですが、今後、発生が危惧されている南海トラフ地震や首都直下地震への備えが実践されています。
これらの表彰を通じて、改めて感じたことがあります。
ひとたび災害が発生すれば、先陣を切って災害現場に駆けつけ、果敢に活動する消防職員や消防団員の頼もしさ。
そして、国民の安心・安全を確保するためには、地域における防災力の向上が欠かせないということです。
地域防災力を充実強化していくためには、消防団が要となります。
平成25年中における全国の消防職員及び消防団員の出動状況をみると、出動回数は108万回、出動延人員は785万人となっています。
このうち、消防団員の出動回数は23万回、出動延人員は280万人となっており、消防活動における消防団の役割がいかに大切であるかが分かります。
ところが、消防団員の数は、年々減少しています。
戦後まもなくは200万人でしたが、平成2年には100万人を割り込み、平成26年4月時点では86万人になりました。
一方で、注目すべき、明るい変化もあります。
女性消防団員数や学生団員数は年々増加しており、女性の団員は2万人を超え、学生の団員もこの5年で倍近くに増えています。
とりわけ女性消防団員は、防災啓発活動や消火活動や避難者支援など、幅広く活躍し、高い評価を受けています。
また、消防団活動を通じて、我が街への愛着や誇りの発見や醸成につながったという話を多く耳にします。
その愛着や誇りが原動力となって、地域活性化に向けた取り組みの実践に結びつくことも期待されます。
「自分の街は自分たちで守る!」と地域のために活躍して下さっている消防団員。
消防団員の7割以上が被雇用者ですので、企業経営者や地方団体の首長の皆様にも職員の消防団活動にご理解とご協力をいただき、多くの方々に新たに消防団に加入していただけることを期待しています。
これは、昨年発生した、広島市における土砂災害、御嶽山における噴火災害及び長野県北部を震源とする地震災害に際して、緊急消防援助隊として迅速に被災地へ出動し、大規模災害において功労があった101消防本部及び7県(消防防災航空隊)を表彰するものです。
2月9日には、「第19回防災まちづくり大賞」の表彰式がありました。
「防災まちづくり大賞」は、地方公共団体や自主防災組織等における防災に関する優れた取組みを表彰するものですが、今後、発生が危惧されている南海トラフ地震や首都直下地震への備えが実践されています。
これらの表彰を通じて、改めて感じたことがあります。
ひとたび災害が発生すれば、先陣を切って災害現場に駆けつけ、果敢に活動する消防職員や消防団員の頼もしさ。
そして、国民の安心・安全を確保するためには、地域における防災力の向上が欠かせないということです。
地域防災力を充実強化していくためには、消防団が要となります。
平成25年中における全国の消防職員及び消防団員の出動状況をみると、出動回数は108万回、出動延人員は785万人となっています。
このうち、消防団員の出動回数は23万回、出動延人員は280万人となっており、消防活動における消防団の役割がいかに大切であるかが分かります。
ところが、消防団員の数は、年々減少しています。
戦後まもなくは200万人でしたが、平成2年には100万人を割り込み、平成26年4月時点では86万人になりました。
一方で、注目すべき、明るい変化もあります。
女性消防団員数や学生団員数は年々増加しており、女性の団員は2万人を超え、学生の団員もこの5年で倍近くに増えています。
とりわけ女性消防団員は、防災啓発活動や消火活動や避難者支援など、幅広く活躍し、高い評価を受けています。
また、消防団活動を通じて、我が街への愛着や誇りの発見や醸成につながったという話を多く耳にします。
その愛着や誇りが原動力となって、地域活性化に向けた取り組みの実践に結びつくことも期待されます。
「自分の街は自分たちで守る!」と地域のために活躍して下さっている消防団員。
消防団員の7割以上が被雇用者ですので、企業経営者や地方団体の首長の皆様にも職員の消防団活動にご理解とご協力をいただき、多くの方々に新たに消防団に加入していただけることを期待しています。