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ご英霊への感謝と決意

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 今日は、例年通り、午前中に靖國神社に参拝し、その後、日本武道館で挙行された全国戦没者追悼式典に参列致しました。
 

 靖國神社では、国策に殉じ尊い生命を捧げられたご英霊に、尊崇の念をもって感謝の誠を捧げてまいりました。
 
 いつも本殿前まで歩を進めますと、胸が締め付けられるように苦しくなり、涙が滲んできます。
 

 祖国の存続を願い、愛するご家族や故郷への深い思いを残して散華された方々。悲しみを堪えて歯を食い縛って戦後の混乱期を生き抜いてこられた多くのご遺族たち。
 「そのご労苦に応えなければ」「美しく強く繁栄を続ける国家を築いていかなければ…」という使命感と焦燥感に、押しつぶされてしまいそうになるのです。
 

 私は、今年51歳になりました。現在の国会の中では既に老人(シニア世代)の分類に入る年齢です。
 「国際法の解釈上もご英霊の名誉を守り、未来に渡って政治家はもとより多くの国民に英霊顕彰に参加していただける環境を整えること」「占領下で他国の関与を受けて制定された現行憲法に代わる新しい日本国憲法を作ること」が、政治家としての自分の最後の仕事かなと考えています。
 

 これらの目標を達成し、安倍晋三元首相が唱えておられた「戦後レジームからの脱却」を成し遂げることこそが、私の世代が果たすべき未来への責任だと思います。
 

 自虐史観に満ちた村山談話に代わる新たな政府歴史見解を発表し、決してケロッグ・ブリアン条約に反していなかった過去の日本の国家意思を明確に国際社会に発信することは、首相や官房長官にでもならなければ出来ない仕事ではありますが、同じ志を持つ同僚議員と力を合わせて成し遂げたいことであります。
 

 先の大戦開戦時の天皇陛下の勅語です。
 「米英両国は、帝国の平和的通商にあらゆる妨害を与え、ついに経済断交をあえてし、帝国の生存に重大な脅威を加う。帝国の存立つ、またまさに危殆に瀕せり。帝国は今や、自存自衛のため決然起って、一切の障害を破砕するのほかなきなり」
 

 当時の日本を取り巻いていた困難な状況と、ケロッグ・ブリアン条約で容認されていた「自衛戦争」を選択することとした日本の国家意思は明確です。
 
 戦没者の御霊が安らかでありますようにと願いつつ、ご遺族の皆様のご健勝をお祈り申し上げております。
 

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