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ニュージーランド地震対応でも乱れる菅内閣の足並み

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 ニュージーランドのクライストチャーチ付近で発生した地震では、多くの日本人が巻き込まれました。
 

 語学力を身につけて人生の可能性を広げようという夢を持って勉強中だった若者たちが被害に遭われたことは余りにも残念で、未だ安否不明の方も多いことから、ご家族のご心痛を思いますと、気の毒でなりません。
 

 今日も、日本の国際緊急援助隊員が、雨の中、語学学校「キングス・エデュケーション」が入るビルの倒壊現場での捜索活動を続けて下さっている旨が報道されていました。
 

 しかし、国内での菅内閣の対応には相変わらず足並みの乱れが目立ち、悔しくてなりません。
 

 特に、前原外務大臣が、現地に向かわれる被災者ご家族の政府専用機使用を表明し、富山市での希望者募集まで求めながら、結局は搭乗不可能ということになった1件は、余りに酷い話でした。
 

 「国際緊急援助隊員や自衛隊員が乗った上に重い機材を積むと、政府専用機の許容量(定員)を超える」などの事情でご家族は搭乗できなかったようですが、北澤防衛大臣は前原外務大臣から相談すら受けていなかった旨を表明しておられます。
 

 閣内で調整もせずに思いつきで発言した挙句、被災者のご家族に期待を持たせて失望させた前原外務大臣の罪は重いと思います。
 

 また、文部科学省が把握した東京海洋大学の安否不明者に関する情報についても、総理官邸が発表したものの外務省には伝わっていなかったそうで、菅内閣のバラバラ感に不安が募ります。
 

 皆様とともに、1人でも多くの方の生還を祈ります。

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