外国人参政権阻止に向けて一歩前進
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昨日の自民党大会では、石破政調会長の政策報告演説の中で、自民党として外国人参政権に反対する旨、明言されました。
とても嬉しい瞬間でした。
実は、外国人参政権については、関連法案が審議された過去3度の国会でも、中谷元衆議院議員(自民党)などが反対の立場から質問に立って下さってはいたものの、「自民党として反対」という党方針は未決定のままでした。
私自身は、政権交代によって今年の通常国会で外国人に地方参政権を付与する法案が提出される可能性が高まったことから、昨年12月以来、石破政調会長には、党大会での反対方針の明言をお願い申し上げていました。
また、賛否両論の論点表や在日外国人数などを整理した資料も作成し、地方議会への反対決議採択の働きかけを要請する手紙を添付して、自民党国会議員全員にも配布しておりました。
党大会での政調会長演説によって、自民党として一丸となって闘う姿勢を明確にできたことは、一歩前進です。
昨夜の名護市長選挙の結果はショッキングなものでした。
僅か1600票程の差で島袋現市長が落選し、これで、辺野古への普天間基地移設の道は閉ざされたのも同然です。
米軍基地移設が名護市長選挙の争点であったことは疑うべくもなく、「地方参政権ならば、国益には関係ないのだから、外国人に与えてもいいではないか」という推進論者のご意見が誤りであることは明白です。
米軍基地や自衛隊基地の設置、原子力発電所の立地などは、地方選挙の争点となり得る課題です。この種の問題で首長のリコールや住民投票などが行われる可能性が高いことは、皆様もご承知の通りです。
自治体によっては外国人比率が24%に達しているところもあり、数票差で当落が決まることもある市町村議会議員選挙では、外国人票が多大な影響を及ぼすでしょう。
全国の地方議会で外国人地方参政権反対決議がなされることによってしか、導入の流れを食い止める手段はないように思います。
私も、地方議員の先生方への呼びかけを続けてまいります。