結婚のご報告
更新日:
43歳の私にも、やっと奇特な「引き取り手」が現れ、この度、結婚致しました。既に一部で報道されたようで、昨夜から全国各地の沢山の皆様よりお祝いのメールを賜り、心から感謝申し上げております。ちょっぴり照れながらも、皆様のお気持ちが嬉しくて、1人で喜んでおります。本当に有難うございました!
子どもの頃から夢見ていたような「運命的な出会い → 熱烈な恋愛 → 婚約 → 結婚式→ 新婚旅行 → 甘い新婚生活」といったパターンではなくて、短期間で話が進んでしまった上、結婚式も新婚旅行も同居も何時になるやら目途が立たない状況ですので、まだ結婚の実感もそれほど湧きませんが、昨日、婚姻届の受領証を夫から貰って、「高市早苗」から「山本早苗」に変わったんだなあ・・と、じわじわ嬉しくなってきているところであります。
「意外な相手で驚きました。なれそめは?」というご質問を多くいただいております。あまりにもプライベートなことでHPで公開するようなことでもないのでしょうし、すごく恥ずかしいのですが、お祝いいただいた皆様へのお返事代わりで書いてしまいます(アホらしくて最後まで読まれる方はいらっしゃらないかもしれませんが・・)。
今年5月末までは、自分が今年結婚できるとは夢にも思っていませんでしたので(願望は別にして)、ご縁というのは不思議なものだと思います。
10年余の現職議員時代は、恥ずかしながら、仕事以外のことに時間を使うことが勿体なく思えてしまい、自分自身のプライベートなことを考える心のゆとりも持てなかった私でした。
今年になって少し時間的にも余裕ができたせいか、「自分の家庭を築いた上で、政策的にも人間的にも幅を広げられるといいだろうな」と漠然と考えるようになりました。ちなみに、母は、落選翌日には「ちょうど良いチャンスだから、落選中に結婚相手を見付けてよ」などと明るく言ってくれておりましたが、良い話が降って湧いてくるはずもなく、半分は諦めておりました。
夫となった人は、山本 拓という福井2区選出の衆議院議員です。同じ清和会(森派)所属ですので、当然古くから面識はあったのですが、割と無愛想な人で、どちらかと言えば苦手な相手でした(夫の方も、「性格きつそうな女性だなあ」という悪印象を持っていたことが最近になって判明)。
「山本さんは意外に親切な人だなあ」と感じたのは、昨年11月です。私が総選挙で落選してしまった後に励ましの電話をくれて、「僕も落選経験が有るので、落選直後の大変さは分かります。短期間で国会事務所の撤収や秘書の再就職先探しもしなければならないのでしょうから、力になれることが有れば遠慮なく言って下さい」と言ってくれたのです。
その後、清和会事務局のご高配で、国会事務所勤務だった3人の男性秘書は、清和会所属国会議員の事務所にそれぞれ再就職が決まり、国会事務所で使用していた事務機器や家具等も、廃棄処分にコストがかかることから、数名の国会議員に引き取っていただけました。
そんな中、私の秘書であった弟の再就職先となったのが、山本 拓事務所でした。山本代議士には、弟の他に、FAX機も引き取ってもらいました。そんなことで、苦手だった元同僚議員に親しみを感じるきっかけが出来ました。
次に山本代議士に会ったのが今年の5月下旬。経済人の方々と意見交換をする場で、同
席をする機会が有りました。席上、企業役員の方々から「今のうちに高市さんに結婚相手を見つけてあげなければなりませんね」という話が出て、私からも「ちょうど結婚を前向きに検討したくなっていたところですので、御社の社員さんで良い方が居られたらお世話して下さいね」とお願いをし、盛り上がっておりました。
その会話には参加していなかったものの実は耳をダンボにして聞いていたらしい山本代議士から、6月初旬に電話がかかってきました。「真剣に結婚相手を探しておられるんでしたら、僕もバツイチですので、立候補しますよ」
突然の意外な話にびっくりしながら、しどろもどろで応対して電話を切りました。弟や事務機器を引き取ってもらった上に、次は自分を引き取ってもらえるのか・・と思うと、可笑しくなってしまいましたが、誰かからプロポーズされるなんて長年無かったことでしたので、やはり嬉しかったです(完全にノロケていますね。書いていて赤面・・)。
政治家としての山本代議士の顔しか知りませんので、生活を営む相手として性格が合うのかしら・・等、不安はございましたが(現在もまだそうなのですが・・)、「前向きに結婚を望んで入るタイミングでこんなお話をいただいたのも、貴重なご縁かな」と思うに至り、即断即決で、1週間後にOKの電話を致しました。
その後、私は大学の前期試験への対応や参院選の応援活動で忙しくなってしまい、山本代議士の方も、福井県で発生した水害の甚大な被害への対策に追われ、話はそのままになってしまっておりました。
9月になって少し落ち着きましたので、電話とメールのやりとりで入籍に向けた段取りを進めることが出来ました(このあまりにも事務的な進行も変だったなあと苦笑してしまいます)。そして昨日、清和会の昼食会で、森会長から仲間の皆さんに先ず報告をしていただいた次第です。元同僚議員の皆様が、驚きながらも温かく祝福してくださったことも、とても嬉しかったです。
お互いの勤務地が離れていることから何年間かは別居婚になってしまいますが、休日には極力時間を作って福井県に出かけて、家事や仕事のお手伝いなどで少しずつ妻の役目を果たせるといいなと思っています。人生は長いですから、時間をかけて安らげる家庭を築いていくつもりです。
そんなわけで、実態はまだ書類上の手続きが済んだだけという状況に過ぎないのですが、不思議なのは、入籍を機に精神的にとても楽になったことです。遠くからでも、家族として見守っていてくれる人ができたことによる安心感のようなものだと思います。お互いの政治活動や政策構築を支え合いながら、頑張ってまいります。
最後に、ご祝意をいただきました皆様に、重ねて感謝申し上げます。それから、このページを愛読して下さっている皆様には、政策に関係のないことを長々と書いてしまいましたことをお詫び申し上げます。
子どもの頃から夢見ていたような「運命的な出会い → 熱烈な恋愛 → 婚約 → 結婚式→ 新婚旅行 → 甘い新婚生活」といったパターンではなくて、短期間で話が進んでしまった上、結婚式も新婚旅行も同居も何時になるやら目途が立たない状況ですので、まだ結婚の実感もそれほど湧きませんが、昨日、婚姻届の受領証を夫から貰って、「高市早苗」から「山本早苗」に変わったんだなあ・・と、じわじわ嬉しくなってきているところであります。
「意外な相手で驚きました。なれそめは?」というご質問を多くいただいております。あまりにもプライベートなことでHPで公開するようなことでもないのでしょうし、すごく恥ずかしいのですが、お祝いいただいた皆様へのお返事代わりで書いてしまいます(アホらしくて最後まで読まれる方はいらっしゃらないかもしれませんが・・)。
今年5月末までは、自分が今年結婚できるとは夢にも思っていませんでしたので(願望は別にして)、ご縁というのは不思議なものだと思います。
10年余の現職議員時代は、恥ずかしながら、仕事以外のことに時間を使うことが勿体なく思えてしまい、自分自身のプライベートなことを考える心のゆとりも持てなかった私でした。
今年になって少し時間的にも余裕ができたせいか、「自分の家庭を築いた上で、政策的にも人間的にも幅を広げられるといいだろうな」と漠然と考えるようになりました。ちなみに、母は、落選翌日には「ちょうど良いチャンスだから、落選中に結婚相手を見付けてよ」などと明るく言ってくれておりましたが、良い話が降って湧いてくるはずもなく、半分は諦めておりました。
夫となった人は、山本 拓という福井2区選出の衆議院議員です。同じ清和会(森派)所属ですので、当然古くから面識はあったのですが、割と無愛想な人で、どちらかと言えば苦手な相手でした(夫の方も、「性格きつそうな女性だなあ」という悪印象を持っていたことが最近になって判明)。
「山本さんは意外に親切な人だなあ」と感じたのは、昨年11月です。私が総選挙で落選してしまった後に励ましの電話をくれて、「僕も落選経験が有るので、落選直後の大変さは分かります。短期間で国会事務所の撤収や秘書の再就職先探しもしなければならないのでしょうから、力になれることが有れば遠慮なく言って下さい」と言ってくれたのです。
その後、清和会事務局のご高配で、国会事務所勤務だった3人の男性秘書は、清和会所属国会議員の事務所にそれぞれ再就職が決まり、国会事務所で使用していた事務機器や家具等も、廃棄処分にコストがかかることから、数名の国会議員に引き取っていただけました。
そんな中、私の秘書であった弟の再就職先となったのが、山本 拓事務所でした。山本代議士には、弟の他に、FAX機も引き取ってもらいました。そんなことで、苦手だった元同僚議員に親しみを感じるきっかけが出来ました。
次に山本代議士に会ったのが今年の5月下旬。経済人の方々と意見交換をする場で、同
席をする機会が有りました。席上、企業役員の方々から「今のうちに高市さんに結婚相手を見つけてあげなければなりませんね」という話が出て、私からも「ちょうど結婚を前向きに検討したくなっていたところですので、御社の社員さんで良い方が居られたらお世話して下さいね」とお願いをし、盛り上がっておりました。
その会話には参加していなかったものの実は耳をダンボにして聞いていたらしい山本代議士から、6月初旬に電話がかかってきました。「真剣に結婚相手を探しておられるんでしたら、僕もバツイチですので、立候補しますよ」
突然の意外な話にびっくりしながら、しどろもどろで応対して電話を切りました。弟や事務機器を引き取ってもらった上に、次は自分を引き取ってもらえるのか・・と思うと、可笑しくなってしまいましたが、誰かからプロポーズされるなんて長年無かったことでしたので、やはり嬉しかったです(完全にノロケていますね。書いていて赤面・・)。
政治家としての山本代議士の顔しか知りませんので、生活を営む相手として性格が合うのかしら・・等、不安はございましたが(現在もまだそうなのですが・・)、「前向きに結婚を望んで入るタイミングでこんなお話をいただいたのも、貴重なご縁かな」と思うに至り、即断即決で、1週間後にOKの電話を致しました。
その後、私は大学の前期試験への対応や参院選の応援活動で忙しくなってしまい、山本代議士の方も、福井県で発生した水害の甚大な被害への対策に追われ、話はそのままになってしまっておりました。
9月になって少し落ち着きましたので、電話とメールのやりとりで入籍に向けた段取りを進めることが出来ました(このあまりにも事務的な進行も変だったなあと苦笑してしまいます)。そして昨日、清和会の昼食会で、森会長から仲間の皆さんに先ず報告をしていただいた次第です。元同僚議員の皆様が、驚きながらも温かく祝福してくださったことも、とても嬉しかったです。
お互いの勤務地が離れていることから何年間かは別居婚になってしまいますが、休日には極力時間を作って福井県に出かけて、家事や仕事のお手伝いなどで少しずつ妻の役目を果たせるといいなと思っています。人生は長いですから、時間をかけて安らげる家庭を築いていくつもりです。
そんなわけで、実態はまだ書類上の手続きが済んだだけという状況に過ぎないのですが、不思議なのは、入籍を機に精神的にとても楽になったことです。遠くからでも、家族として見守っていてくれる人ができたことによる安心感のようなものだと思います。お互いの政治活動や政策構築を支え合いながら、頑張ってまいります。
最後に、ご祝意をいただきました皆様に、重ねて感謝申し上げます。それから、このページを愛読して下さっている皆様には、政策に関係のないことを長々と書いてしまいましたことをお詫び申し上げます。