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情報収集衛星の重要性

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 来年1月25日には、H-IIAロケット46号機により、情報収集衛星レーダ7号機が打ち上げられる予定です。

 

 この情報収集衛星レーダ7号機は、平成29年に打ち上げたレーダ5号機の後継機にあたる衛星であり、性能や機能の向上を図っています。

 

 我が国を取り巻く安全保障環境は、厳しさと不確実性を増しています。安全保障における宇宙空間の重要性も高まっています。

 

 情報収集衛星については、『宇宙基本計画』において、10機体制の確立により、即時性・即応性の向上を図ることとしています。

 

 ちなみに、運用中の情報収集衛星は、光学:5、6、7号機、レーダ:3、4号機、予備、5、6号機(1月打上げ予定のレーダ7号機は5号機の後継)、データ中継:1号機です。

 

 『宇宙基本計画工程表』では、「基幹衛星」(光学・レーダ)4機 +「時間軸多様化衛星」4機 +「データ中継衛星」2機が想定されています。

 

 1月の打上げにより、情報収集衛星の体制が強化され、安全保障環境に対応するための喫緊の課題である「情報収集能力の強化」に寄与することを期待しています。

 また、更なる研究開発を通じ、機能を拡充・強化し、情報の質の向上を図っていく予定です。

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